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今回は、高等工科学校卒業までの流れ(職種の決め方、成績の付け方を紹介します。)
自衛隊全般なのですが、成績は表には出でこないので自分の主観で話していこうと思います(自分は陸曹教育隊の時に見してもらいました笑。)
高等工科学校の成績の付け方
高等工科学校の成績の付け方は、
- 中間、期末の試験の成績
- 区隊職員からの人物評価と言われるもの
評価制度はあまり普通の学校の評価と変わらないと思います。2番目の評価は、高等工科学校独自の評価制度だと思います。1個ずつ説明していきたいと思います。
- 1つ目の試験の成績というのは、中間試験と期末試験の成績と授業態度、提出物をしっかり出しているかで決まると思います。これはあんまり変わらないと思います。試験の結果は順位は出できます。試験には不良点と赤点というのが確かありました。不良点が平均点の確か6割?(記憶が確かではないですが)赤点が平均点の3割という基準がありました。これを超えないと再試験や色々な制約がかかってきて面倒なことになります。3年から始まる専門教育は50点より下は一発赤点だった気がします。授業態度は居眠りとか当たり前のことをしてれば大丈夫です(大体疲れて授業どころじゃない場合がほとんどです)。提出部は宿題のや教官から示されたものを出すことです。
- 2つ目の人物評価というものは、区隊職員が自分たちのことを評価することです。普段の行いや自衛隊科目の出来などを評価するものですこの時からこのような自分のこと評価される場が訪れるのです(規則を破ったり、同期との仲や、リーダーシップや、防衛基礎学、部活動、後輩先輩との関係、区隊の係、生徒会、職員との関係…など色々なことで評価されると思います。)。この人物評価がこの後説明する職種選定に影響が多いという話を聞きました。人物評価が低いと学年が上がった時や他の職員から目をつけられることがあります(区隊職員には媚びを売ってた方が得なことが多いです笑)。
- この高等工科学校の成績は卒業するまでの成績で卒業してからほとんど影響はしないみたいです。この後の記事で書こうと思いますが、職種を決めるための成績なので成績が悪くてもまだ挽回の余地はあります。
職種の決め方
- まず高等工科学校から行ける職種を紹介したいと思います。陸上自衛隊は16の職種がありまして学校から行けるのは10の職種です。
この中でいけるのは、普通、機甲、野戦、高射、情報、航空、施設、通信、武器、化学が行ける職種です。その他に行けるのは、防衛大学校、航空学生です。
- 職種の決め方は希望調査と適正検査というもがあります。希望調査という1年の時からどこの職種に行きたいかという調査が行われ3年まで毎年行われます。この希望は変えることもできるのですが毎回毎回変えていると職員の方からの印象があんまり良くないので3年の職種学校研修ぐらいにはある程度気持ちを固めておいたほうがいいと思います。特に職種とかに興味がない人は方面希望というどこの方面隊に行きたいというのがあるので行きたい方面とかがあればそちらの方がいいと思います。適性検査というのは職種ごとによってやることが違うのでそこにあってるかを見極める検査です。この適正検査で行きたい職種の適正がなければ成績が良くてもそこの職種に行ける確率が低いと思っておいた方がいいです(この適正は職員の方に教えられる人もいます聞けば教えてくれる人もいます)。
- そして希望調査と適正検査が終わったら職員の方が成績と見比べて決まっていく感じです。枠が少なくて希望が多ければ成績が良い人が優先的に決まります。方面希望の人は大体第1の方面で決められると思います。感覚的に後方職種が割合が多くて戦闘職種の割合が少ないイメージです。
- 防衛大学校は推薦と総合選抜で行く人がほとんどです。防衛大学校に行く人は大体1年の時から勉強してるみたいです。航空学生の1年の時から勉強して適正検査が難しいみたいです。
絶対に行きたい職種なのがあれば成績上位が自分のためになると思います。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
高等工科学校の卒業までの流れを書いてきましたが勉強や評価を気にしてやるのも良いと思いますが、せっかく同期と出会えたので同期の絆を深めるということした方が自分的には良いかなと思いました(職種とか結局部隊配置されないとわからないので)自分はあんまり勉強とかはやってこなかった人間なので笑。
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