普段の自衛隊の仕事

今回の記事は普段の自衛隊の仕事について書いていこうと思います。自分達の部隊はどのような仕事をしてたかを書いて行こうと思います。部隊によってやることは異なります。自衛隊はどのような仕事をしているか分からない方も多いと思いますので今回は話して行こうと思います。

恒常業務

恒常業務と言われるのが普段の仕事のことを指す業務のことを言います。係業務というパソコンで仕事をする人がいます。例えば人事の仕事や補給、訓練や他の部隊との調整などがその係業務をもった人が基本的に行います。それ以外の人は現場と言われる仕事を行います。自分達の部隊は現場と言われる人が基本的に陸士とそれを指揮する陸曹の方が係業務を持たないので現場で作業する事になります。現場では機材の整備や機材の運用などを行います。現場の人は基本的にやることが少ないので草刈りや他の作業に駆り出されることが多いです。何もやることがない時は基本的に陸士の人は携帯をいじってることがほとんどです笑。大体3時ごろになると体育訓練を行います。基本的にランニングや筋トレなどを17時ごろまで行います。他には検査と言われるものが定期的にありそのための準備や掃除を検査当日まで行います。また創立記念行事などの行事などにも参加します。

他にも課業時意外にも当直業務、警衛業務、残留、初動などがあります。

  • 当直業務とは基本的に半周ずつ部隊に残り何かあった時には対処し、また営内者の外出の管理を行なっています。
  • 警衛業務とは24時間駐屯地の警備を行います。自分的には一番嫌な勤務でした。
  • 残留は営内者が何かあったときに対処する要因です。
  • 初動とは災害や戦争が起こった時に最初に動く人員のことです。基本的に1時間以内で帰ってこれるところに居ないといけないという縛りがあり基本的にお酒は飲めないです。

訓練

恒常業務以外の主な仕事というかメインが訓練になります。大体訓練が始まる2週間前ぐらいから訓練の準備を行います。訓練期間は1週間とか訓練をします。この訓練は結構しんどいです。基本的に不眠不休で行い天候に関係なく行い風呂とかも入れなくて衛生環境がすごく悪いです。自分的にはあんまり得意というか行きたくはなかったです。部隊には訓練が好きな人いました(大体変わってる人です)。大雨の中穴掘ったりしてるとたまに虚無になり自分はなんのためにしてるのか分からない時があります笑。これを定年まですると考えるととてもきついと感じました。訓練中に食べるカップ麺とか美味く感じますいつもよりも笑。終わった時の達成感とかは結構あります。

訓練行くのはいいのですが大体訓練物品を行く前に買うのですがこのお金が結構かかります。訓練中は基本的に満足のいくご飯が食べれないのでお菓子を食べます。このお菓子がないと結構キツイです。このお菓子とか水とか買うので大体4、5千円毎訓練かかってくるので結構な出費になります。自腹です。訓練が多いとこのお金がもっと掛かります。買わなくても大丈夫ですが買わないと乗り切れないと思います。

災害派遣

これは滅多にないのですが地震や鳥インフルなどの動物の殺処分などの要請されたら自衛官は派遣されます。自分も何回か行ったことがありますが結構精神的に来るものがあります。

動物の殺処分などは何匹殺すか先が見えないです。最初のうちは臭いし直接殺すので嫌な気持ちになりますが疲れなどが貯まってくるとどうでも良くなってスムーズにできるようになります。

地震は色々なことを自衛隊が担う事になります。救助、給水、食事、生活支援、入浴、物資輸送など色々なことを多岐にわたって行います。これも結構しんどいです。ニュースなどではいいところばかり扱いされますがそんないいことばかりではないと感じました。自治体との連携が取れてないことや環境とかもあまり良くないです。ですが普段では絶対経験できないことなのでとてもいい経験になりました。

終わりに

今回は普段の自衛隊の仕事について書きました。自衛隊は普段何してるかわからない人が多いと思うので少しでも何してるかわかってもらえたらいいと思います。

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